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2026-10-08 16:00 発表・第2四半期累計
ランド8918
蓄電所の売却などで、中間期が赤字から黒字に
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2026年3〜8月の売上高は約12.1億円で、前年同期の約3.7億円から大きく増えました。本業のもうけである営業利益は、前年同期の約1.5億円の赤字から約6.1億円の黒字になりました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.7億円 | 12.1億円 | +227.4% |
| 営業利益本業のもうけ | -1.5億円 | 6.1億円 | ― |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | -39.7% | 50.6% | +90.3pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 14.7億円
- 予想に対する進み具合
- 41%前年同時期 -34%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)が -39.7% から 50.6% へ大きく上がったためです。会社の通期の営業利益予想(14.7億円)に対する進み具合も、前年同時期の -34% から41%になりました。ただし、この変化が続くかどうかは、材料だけでは分かりません。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が -39.7% → 50.6%(+90.3ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 赤字から黒字に転換+2
営業利益が -1.5億円 → 6.1億円。前年同期の赤字から黒字になりました。
会社の説明から読み取れる要因
- 再生可能エネルギー関連投資事業で、共同事業形式による系統用蓄電所(電気をためて使う設備)の流動化売上(完成した設備や事業を売って得る売上)が約7.0億円ありました。前年同期はこの事業の売上がなく、営業利益は約6.3億円でした。
- 不動産事業では、事業用地の売却や買取再販(買った物件を手直しして売ること)の引渡しがあり、売上は約5.0億円(+62.3%)、営業利益は約1.8億円(+125.8%)でした。
- 販売費及び一般管理費(営業や事務などの経費)は約3.3億円で、前年同期とほぼ同じでした。売上が増えた分が、そのまま利益に結びつきました。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-09(前の取引日の終値と比べて) | -9.8% |
| 発表後これまで2026-10-09〜2026-10-15・4取引日 | +2.0% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +0.1% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 1.1倍 |
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 下期に大きな売却案件が計上されなければ、通期予想(14.7億円)に届かない可能性があります。予想は据え置かれていますが、会社は達成を約束するものではないとしています。
- 会社は、原材料費の高騰や円安などの影響で、再生可能エネルギー事業の収益性を慎重に見る必要があると説明しています。
- 建築コストの上昇や金利の上昇で、不動産の売却や投資家の動きが鈍る可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 利益の大部分は、蓄電所の売却という案件ごとの計上によるものです。毎期同じように続く収益とは限りません。前年同期は同事業の売上がゼロで、案件が計上される時期によって数字が大きく変わります。
- 営業キャッシュフロー(本業で増えた現金)は約13.7億円の黒字ですが、主な理由は棚卸資産の減少と前受金(先にもらったお金)の増加です。前受金は将来の売上の前倒しの面があり、利益が現金で積み上がったとは言い切れません。
- 営業外収益には、解約金収入(約0.45億円)や還付消費税などが含まれます。これらは一時的な可能性があります。ただし営業利益には含まれません。
5何が起きたら見直すか
- 来期の第3四半期(2026年9〜11月期)までに、新たな蓄電所や不動産の売却が計上されず、通期予想に対する進み具合が上がらない場合。
- 会社が通期の業績予想を下方修正した場合。
- 建設仮勘定(建設中の設備の費用)や前受金が増えているのに、売却による売上計上が進まない場合。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-09〜2026-10-15・3取引日 | +12.7% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業のもうけ。売上から原価と経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけになった割合です。
- 流動化
- 開発した設備や事業を第三者に売って、資金に変えることです。
- 系統用蓄電所
- 電力会社の送電網につないで、電気をためたり出したりする大型の設備です。
- 前受金
- 商品や物件の引渡し前に、先に受け取ったお金です。
- 通期業績予想
- 会社が決算期の1年間(この会社は2027年2月期)について出した、売上や利益の見込みです。
元の資料
- 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-08 16:00
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)