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2026-10-13 15:00 発表・第2四半期累計

中本パックス7811

中間期の本業のもうけが5割増え、過去最高に

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

中本パックスの2026年3〜8月の売上高は280.7億円(前年同期比+12.3%)、営業利益(本業のもうけ)は24.5億円(同+52%)でした。売上の伸び以上に利益が増え、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)は6.4%から8.7%に上がりました。会社は営業利益などが中間期として過去最高になったと説明しています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高249.9億円280.7億円+12.3%
営業利益本業のもうけ16.1億円24.5億円+52.3%
営業利益率売上のうち本業で残る割合6.4%8.7%+2.3pt
会社の通期営業利益予想
38.7億円
予想に対する進み具合
63%前年同時期 54%

2なぜ検出したのか

売上が1割強増えただけでなく、利益が5割増えており、稼ぐ効率が上がっている点が検出されました。通期の営業利益予想38.7億円に対する進み具合も63%で、前年同時期の54%より早くなっています。なお会社は9月14日にすでに通期予想を上方修正しており、その内容が株価にどこまで反映されているかは、材料からは分かりません。

  • 利益率が改善+2

    第2四半期までの累計の営業利益率が 6.4% → 8.7%(+2.3ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +12.3% に対して営業利益 +52.3%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • 原材料コストの上昇分を販売価格に反映できたことと、紙関係製品・トップシールの販売が増えたことが、売上を押し上げました。
  • スマートフォンや半導体などの需要拡大で、IT・工業材関連の売上総利益(売上から原価を引いた利益)が前年同期比+45.3%と大きく伸びました。
  • 生産効率の向上やインキ使用量の削減などのコスト低減が、利益率の改善につながりました。
  • 食品関連(乳製品、食肉・水産加工品向け包材など)が好調で、売上は+14.4%でした。

3市場はすでに気づいていないか

ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-13(前の取引日の終値と比べて)+3.8%
発表後これまで2026-10-13〜2026-10-15・3取引日+6.0%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか+12.7%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて1.7倍
  • 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 13% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • エネルギー価格の高騰や原材料の値上がりが続くと、製造コストが増えて利益が圧迫される可能性があります。
  • 米国の通商政策や中東情勢、為替の変動など、会社自身が「先行きは不透明」と述べている要因が業績に響く可能性があります。
  • 半導体・電子部品の需要が弱まると、利益率の改善を支えたIT・工業材分野の勢いが落ちる可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 売上の伸びには、供給不安による前倒し受注が含まれると会社が説明しています。後半は反動で受注が減る可能性があります。
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー(実際の現金の増減)は8.3億円で、前年同期の9.5億円より減りました。売掛金や在庫が増えたことが背景です。
  • 短期借入金が約13億円増えて49億円になっています。利益は伸びていますが、借入も増えている点に注意が必要です。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期(第3四半期)に、営業利益率が今回の8.7%を大きく下回ったとき。
  • IT・工業材関連の売上や利益が前年を下回るようになったとき。
  • 会社が通期の業績予想を再び見直し、下方修正を発表したとき。

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
これまで2026-10-14〜2026-10-15・1取引日+2.3%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -3.8%、市場全体を上回ったのは 6件中 1件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売・管理にかかる費用を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%を占めるかを示す数字です。高いほど効率よく稼いでいます。
上方修正
会社が、以前に出した業績予想を良い方向に直すことです。
トップシール
食品容器などのふたに使うフィルム状の包材です。
キャッシュ・フロー
実際に出入りした現金の流れです。帳簿上の利益とは別に見ます。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)