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2026-10-15 15:30 発表・第3四半期累計

日置電6866

日置電、本業のもうけが5割増で利益率も20%に

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

2026年1〜9月の売上高は358.7億円で前年同期より22.8%増えました。本業のもうけを示す営業利益は71.9億円と51.0%増え、売上に対する営業利益の割合(営業利益率)も16.3%から20.0%に上がりました。通期の営業利益予想95.0億円に対する進み具合は76%で、前年同時期の70%を上回っています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高292.2億円358.7億円+22.8%
営業利益本業のもうけ47.6億円71.9億円+51.0%
営業利益率売上のうち本業で残る割合16.3%20.0%+3.7pt
会社の通期営業利益予想
95.0億円
予想に対する進み具合
76%前年同時期 70%

2なぜ検出したのか

売上が増えるだけでなく、売上の伸び(+22.8%)よりも営業利益の伸び(+51.0%)が大きく、稼ぐ効率が良くなっているためです。会社の説明では、売上の増加で部品価格上昇によるコスト増を吸収できたとされています。

  • 利益率が改善+2

    第3四半期までの累計の営業利益率が 16.3% → 20.0%(+3.7ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +22.8% に対して営業利益 +51.0%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • データセンター向けの受動部品の需要が急に増え、抵抗計やLCRメータ(電子部品の特性を測る機器)の売上が伸びました。
  • ESS(蓄電システム)や再生可能エネルギー向けに、バッテリテスタや系統用電力計の売上が伸びました。
  • AIサーバー向けの基板検査装置(自動試験装置)の受注が前年同期の2.2倍(+124.4%)になりました。
  • 円安による為替換算が、売上を押し上げる要因の一つになりました。

3市場はすでに気づいていないか

発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。

4予想が外れるとしたら

  • 半導体などの部品が十分に入ってこない状態が続くと、作れる製品の数が限られ、売上計上が遅れるおそれがあります。
  • データセンターやAI関連の設備投資が減速すると、主力製品の需要が落ちる可能性があります。
  • 部品価格の上昇がさらに進み、売上の増加だけでは吸収しきれなくなる可能性があります。
  • 中東情勢の緊迫による物流コストや原材料費の上昇が、利益を圧迫するおそれがあります。

反対材料・気をつける点

  • 受注(+40.0%)の伸びに比べ、売上の伸び(+22.8%)は小さくなっています。基板検査装置は納入が翌年以降になる案件が多く、今期の業績には反映されにくい面があります。
  • 円安が増収に寄与しているため、為替が円高に動くと、この追い風が弱まる可能性があります。
  • この材料には株価の情報がなく、すでに株価に織り込まれているかどうかは、ここからは分かりません。

5何が起きたら見直すか

  • 部品の供給不足が長引き、売上計上の遅れがさらに大きくなったとき
  • 次の四半期以降も営業利益率が20%前後を保てず、低下に転じたとき
  • 受注の伸びが鈍り、データセンター向けなどの需要に陰りが見えたとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけのことです。売上から原価や経費を引いた金額です。
営業利益率
売上のうち、どれだけが本業のもうけとして残ったかを示す割合です。
受注高
お客さんから注文を受けた金額です。納品して売上になるのは、あとになることがあります。
ESS(蓄電システム)
電気をためておき、必要なときに使う設備です。再生可能エネルギーの不安定さを補うのに使われます。
為替換算
海外での売上を円に直すときの計算です。円安だと円での金額が増えます。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)