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2026-10-05 15:30 発表・第3四半期累計
不二越6474
本業のもうけが約1.7倍に。構造改革が進む
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
2025年12月〜2026年8月の累計で、売上は10.4%増の1,923億円でした。本業のもうけである営業利益は66億円から115億円へ、約1.7倍になっています。通期の予想は変えていません。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,742億円 | 1,923億円 | +10.4% |
| 営業利益本業のもうけ | 66.3億円 | 114.6億円 | +72.9% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 3.8% | 6.0% | +2.2pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 153.0億円
- 予想に対する進み具合
- 75%前年同時期 68%
2なぜ検出したのか
売上が伸びただけでなく、売上に対する営業利益の割合(営業利益率)が3.8%から6.0%に上がったためです。通期の営業利益予想153億円に対する進み具合も、前年同時期の68%から75%に高まっています。
- 利益率が改善+2
第3四半期までの累計の営業利益率が 3.8% → 6.0%(+2.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +10.4% に対して営業利益 +72.9%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 欧米・中国の建設機械向けや、アセアンの市販向けベアリングなどの需要が持ち直しました。
- 米州の産業機械分野でも需要が増え、海外売上は14.9%増になりました。
- 生産拠点の見直しなど構造改革で、固定費(売上に関係なくかかる費用)を減らしています。
- 原材料の値上がり分を販売価格に転嫁し、生産ラインの自動化や調達コストの削減も進めました。
3市場はすでに気づいていないか
反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-06(前の取引日の終値と比べて) | +1.1% |
| 発表後これまで2026-10-06〜2026-10-15・7取引日 | -2.5% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +3.7% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 9.2倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約9倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 中東情勢、米国の通商政策、物価上昇、中国経済の低迷など、会社自身が先行きを不透明と説明しています。
- 建設機械向けなどの需要の回復が続かなければ、売上と利益の伸びが鈍る可能性があります。
- 通期予想153億円に届くには、残りの期間でさらに約38億円の営業利益が必要です。需要が弱まれば届かない可能性があります。
- 借入金とコマーシャル・ペーパー(短期の資金調達)が増えています。金利や資金繰りの負担が増える可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 前年同期は営業利益が66億円と低く、比べる基準が低かったため、伸び率が大きく見えている面があります。
- 構造改革費用が今期も8.96億円、特別損失に出ています。改革は途中で、費用が今後も続く可能性があります。
- 機械工具事業では、中国・国内で工作機械の需要が減っています。部品事業でも、国内・中国でカーハイドロリクスの需要が減っています。
- 資料の範囲では、会社が通期予想を据え置いた理由は書かれておらず、読み取れません。
5何が起きたら見直すか
- 次の決算で営業利益率が6%を下回り、前年からの改善が止まったとき。
- 建設機械向けや米州の需要が減り、売上の伸びが大きく鈍ったとき。
- 会社が通期の業績予想を引き下げたとき。
- 構造改革費用が大きく増えたり、改革が終わらず長引いたりしたとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 1週間後発表の翌取引日(2026-10-06)の終値から | +1.2% |
| これまで2026-10-06〜2026-10-15・6取引日 | -3.6% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで
まだ件数が少ないので出していません。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業のもうけ。売上から原価や人件費などを引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが何%残るかを示す数字です。
- 構造改革
- 工場の統合や人員・設備の見直しなどで、会社の体質を変える取り組みです。
- 固定費
- 売上が増減しても、毎月かかる家賃や人件費などの費用です。
- 特別損失
- その期だけ出る臨時の損失です。本業のもうけには含まれません。
- コマーシャル・ペーパー
- 会社が短い期間のお金を借りるために出す証書です。
元の資料
- 2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-05 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)