検出一覧 › CKD
2026-10-07 16:00 発表・第1四半期累計
CKD6407
半導体向けが急増し、本業のもうけが2倍に
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2026年4〜6月の売上高は491億円で、前年同期より35.5%増えました。営業利益(本業のもうけ)は80億円と112.9%増え、売上に対する利益の割合(営業利益率)も10.4%から16.4%に上がりました。会社は通期の営業利益予想も245億円から285億円に引き上げています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 362.5億円 | 491.1億円 | +35.5% |
| 営業利益本業のもうけ | 37.7億円 | 80.3億円 | +112.9% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 10.4% | 16.4% | +6.0pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 285.0億円
- 予想に対する進み具合
- 28%前年同時期 19%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上の伸び以上に利益が増えているため、稼ぐ効率が良くなったことが分かります。通期予想に対する営業利益の進み具合も、前年同時期の19%から28%に上がっています。ただし、これは市場が十分に気づいていないことを示すものではなく、決算数字の変化を示すものです。
- 利益率が改善+3
第1四半期までの累計の営業利益率が 10.4% → 16.4%(+6.0ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +35.5% に対して営業利益 +112.9%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 生成AI関連の設備投資が広がり、機器部門で半導体製造装置向けの売上が大きく増えました。
- 中国で半導体や二次電池関連の設備投資が堅調で、海外の売上も増えました。
- 機器部門の売上が45.4%増える中、販売費及び一般管理費(営業にかかる経費)は11.2%増にとどまり、利益が大きく伸びました。
- 為替差損が前年の1.5億円から出なくなり、経常利益(本業に利息や為替などを加えた利益)はさらに大きく増えました。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-08(前の取引日の終値と比べて) | -3.3% |
| 発表後これまで2026-10-08〜2026-10-15・5取引日 | -12.7% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +11.6% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 2.4倍 |
- 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 12% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 半導体関連の設備投資が弱まれば、機器部門の売上や利益の伸びが鈍る可能性があります。
- 会社は為替を1米ドル151円で想定しており、為替が大きく動くと業績に影響する可能性があります。
- 中東情勢など世界経済の先行きは不透明で、顧客の設備投資が先延ばしされる可能性があります。
- 会社は、今回の予想も今後の状況で変わりうると断っています。
反対材料・気をつける点
- 自動車関連や二次電池(日系自動車メーカー向け)では設備投資が慎重で、自動機械部門は売上が33.5%減、利益が26.3%減でした。
- 今回の増益の大部分は機器部門の半導体関連に偏っており、一つの分野への依存度が高まっています。
- 前年同期の利益水準が低かったため、増加率が大きく見えている面があります。
- 在庫にあたる原材料が約52億円増えるなど、資産が増えています。需要が落ちた場合の影響には注意が必要です。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期で、機器部門の半導体関連の売上が前の四半期より減った場合。
- 営業利益率が今回の16.4%から大きく下がった場合(例:10%台前半へ)。
- 会社が通期予想を再び下方修正した場合。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-08〜2026-10-15・4取引日 | -9.9% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売・管理の経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけとして残った割合です。
- 経常利益
- 本業に、利息や為替の損益などを加えた利益です。
- 上方修正
- 会社が、通期の業績予想を前回より高く直すことです。
- セグメント
- 会社の事業を種類ごとに分けた区分です。この会社は自動機械部門と機器部門に分かれています。
元の資料
- 2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)2026-10-07 16:00
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)