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2026-09-14 15:30 発表・通期
ビーエイブル604A
廃炉工事が好調で、本業のもうけが5割増
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
ビーエイブルの2026年7月期は、売上高が99.1億円(前年比+10.3%)、営業利益(本業のもうけ)が10.1億円(同+50.4%)でした。福島第一原発の廃炉関連工事が中心で、売上より利益の伸びが大きくなっています。会社は来期も営業利益14.2億円(約+40%)を見込んでいます。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 89.8億円 | 99.1億円 | +10.3% |
| 営業利益本業のもうけ | 6.7億円 | 10.1億円 | +50.4% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 7.5% | 10.2% | +2.7pt |
- 会社の来期営業利益予想
- 14.2億円
2なぜ検出したのか
売上が1割増えたのに、営業利益は5割増えました。営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)も7.5%から10.2%に上がっています。会社が来期も大きな増益を見込んでいる点も、検出の理由です。
- 利益率が改善+2
通期の営業利益率が 7.5% → 10.2%(+2.7ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +10.3% に対して営業利益 +50.4%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 来期も大きな増益を予想+1
会社は来期の営業利益を +40% と予想しています。
会社の説明から読み取れる要因
- 福島第一原発の廃炉関連工事が進み、廃棄物処理関連の大型工事を続けて受注しました。
- 島根原発2号機の定期検査に伴う点検・保守工事など、福島以外の原子力分野の受注も増えました。
- 主力の工事事業は売上が+9.8%、セグメント利益(事業ごとの本業のもうけ)が+40.0%で、利益率は18.6%でした。
- 風力発電のメンテナンス業務が広がり、再生可能エネルギー事業の売上は+7.3%でした。
3市場はすでに気づいていないか
大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-09-15(前の取引日の終値と比べて) | +24.2% |
| 発表後これまで2026-09-15〜2026-10-15・19取引日 | +13.7% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +30.2% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 0.6倍 |
- 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 30% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 廃炉関連の大型工事の受注や進み具合が計画からずれると、来期の売上・利益の予想に届かない可能性があります。
- 新しい電力小売事業の立ち上げが遅れると、赤字が長引くおそれがあります。
- 研究開発センターの建設や発電所への出資など投資が続くため、費用が想定より膨らむ可能性があります。
- 会社は、事業に大きな影響が出る場合は予想を見直すと述べています。
反対材料・気をつける点
- 利益の大半を工事事業が稼いでいます。再生可能エネルギー事業は営業損失14百万円、その他事業は営業損失96百万円で、全体の足を引っ張っています。
- 当期は営業活動で946百万円の資金を得ましたが、前期は305百万円の支出でした。工事代金の受け取り時期によって、現金の動きが大きく変わる可能性があります。
- 新規上場に伴う株式の処分で約17億円の資金を得て、設備投資に2,511百万円を使いました。長期借入金も1,118百万円増えています。資金面は、投資と借入が増える局面にあります。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期決算で、工事事業の利益率が今期の18.6%から大きく下がった場合。
- 廃炉関連の新たな大型受注が出ない、または受注済みの工事の進みが遅れていると会社が説明した場合。
- 電力小売事業の赤字が拡大した、または黒字化の時期が来期より後ろにずれると会社が発表した場合。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 1週間後発表の翌取引日(2026-09-15)の終値から | -6.2% |
| これまで2026-09-15〜2026-10-15・18取引日 | -8.4% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで
まだ件数が少ないので出していません。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価や人件費などを引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが占める割合です。高いほど効率よく稼いでいます。
- セグメント
- 会社の事業を種類ごとに分けた区分です。ここでは工事、再生可能エネルギー、その他の3つです。
- 廃炉
- 役目を終えた原子力発電所を、安全に解体・撤去していく作業です。
- 営業キャッシュ・フロー
- 本業で実際に入ってきた現金から、出ていった現金を引いた額です。
元の資料
- 2026年7月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-09-14 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)