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2026-10-07 15:30 発表・第1四半期累計

三協立山5932

売上が1割増え、本業が赤字から黒字に転換

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

2026年6〜8月の3か月間で、売上高は858.5億円から972.7億円へ13.3%増えました。営業利益(本業のもうけ)は前年の11.6億円の赤字から、26.4億円の黒字になりました。会社は7月9日に出した通期予想を見直していません。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高858.5億円972.7億円+13.3%
営業利益本業のもうけ-11.6億円26.4億円―
営業利益率売上のうち本業で残る割合-1.4%2.7%+4.1pt
会社の通期営業利益予想
40.0億円
予想に対する進み具合
66%前年同時期 -75%

2なぜ検出したのか

通期の営業利益予想は40.0億円で、最初の3か月だけでその66%に達しました。前年の同じ時期は赤字で、予想に対する進みは-75%でした。会社の予想が実力より低い可能性を示しますが、この材料だけでは断定できません。

  • 利益率が改善+2

    第1四半期までの累計の営業利益率が -1.4% → 2.7%(+4.1ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 会社予想に対して進みが速い+2

    通期の営業利益予想に対して 第1四半期までの累計で 66% まで達成(前年の同じ時期は -75%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。

会社の説明から読み取れる要因

  • 売上総利益(売上から原価を引いた利益)が158.4億円から194.3億円に増え、売上総利益率は約18.5%から約20.0%に上がりました。
  • 販売費及び一般管理費(人件費や販売経費など)は170.1億円から167.9億円へ小さく減りました。売上が増えても経費は増えなかったため、利益が出やすくなりました。
  • 事業別では、マテリアル事業の利益が1.7億円から24.2億円に増え、改善の中心です。この事業の外部への売上高も151.8億円から220.4億円に増えました。
  • 国際事業の利益は1.0億円から5.3億円に、商業施設事業は0.3億円の赤字から1.6億円の黒字になりました。建材事業は赤字が13.7億円から4.3億円に縮まりました。

3市場はすでに気づいていないか

大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-08(前の取引日の終値と比べて)+17.6%
発表後これまで2026-10-08〜2026-10-15・5取引日+22.1%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-5.3%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて11.1倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約11倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • マテリアル事業の伸びの理由は、この材料には書かれていません。売上増が一時的なものだと、利益の改善も続かない可能性があります。
  • 建材事業は売上高の約4割を占める最大の事業ですが、まだ4.3億円の赤字です。ここが改善しないと全体の利益が伸びにくくなります。
  • 短期借入金(1年以内に返す借入)が58.0億円から138.5億円に増えました。支払利息も4.5億円から6.0億円に増えており、借入が増えると利益を圧迫するおそれがあります。
  • 棚卸資産(売れ残りや製造途中の品)が約584億円から約643億円に増えました。販売が思ったほど進まなければ、負担になる可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 通期予想は40.0億円と小さく、3か月の利益26.4億円は、わずかな増減でも進み具合の数字が大きく動く水準です。66%という数字だけで、通期の利益が大きく上振れするとは言えません。
  • この会社の四半期ごとの季節変動は、材料からは分かりません。前年の第1四半期が赤字だったため、前年比の改善が大きく見えている面があります。
  • 会社は今回、予想を見直していません。第2四半期以降の見通しについて、会社がどう考えているかは材料にありません。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期で、マテリアル事業の利益が今回の24.2億円から大きく減った場合。
  • 建材事業の赤字が縮まらず、拡大に戻った場合。
  • 会社が通期予想を引き下げた場合。あるいは、短期借入金や棚卸資産がさらに増え、利益が伴わない場合。

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
これまで2026-10-08〜2026-10-15・4取引日+4.2%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで

まだ件数が少ないので出していません。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだ利益。売上から原価や経費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業の利益が占める割合。高いほど効率よく稼いでいます。
売上総利益
売上から商品をつくる・仕入れるためのコスト(原価)を引いた利益。いわゆる粗利です。
セグメント
会社の事業の区分。三協立山では建材・マテリアル・商業施設・国際などに分けています。
業績予想の見直し
会社が年間の売上や利益の予想を、上げたり下げたりすることです。
棚卸資産
まだ売れていない商品や、製造途中の品、原材料などの在庫です。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)