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2026-10-15 14:00 発表・第2四半期累計
JMACS5817
中間期の本業のもうけが前年の約2倍に増えた
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
電線を作るJMACSの2026年3〜8月の売上は35.4億円(前年同期比+24.0%)、営業利益(本業のもうけ)は5.0億円(同約+105%)でした。売上の伸び以上に利益が増え、売上に対する利益の割合(営業利益率)は8.5%から14.1%に上がっています。会社は通期の業績予想を上方修正すると発表しています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 28.6億円 | 35.4億円 | +24.0% |
| 営業利益本業のもうけ | 2.4億円 | 5.0億円 | +104.9% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 8.5% | 14.1% | +5.6pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 6.9億円
- 予想に対する進み具合
- 72%前年同時期 49%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上の伸びの約4倍の速さで利益が増えたため、稼ぐ効率が大きく上がったことが分かります。通期の営業利益予想(6.9億円、修正前の数字)に対し、中間期の時点で72%まで進んでおり、前年同時期の49%を大きく上回っています。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 8.5% → 14.1%(+5.6ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +24.0% に対して営業利益 +104.9%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 半導体業界の需要が大きく拡大し、短納期対応という強みを活かして注文を取り込めたと会社は説明しています。
- プラントや信号などの設備の更新需要を取り込めました。
- 原価を下げる取り組みや、1人が複数の作業をこなす多能工化、生産性の向上を進めたと説明しています。
- 売上総利益(売上から原価を引いたもうけ)が7.9億円から10.9億円に増える一方、販売費及び一般管理費(営業にかかる経費)は5.5億円から5.9億円の増加にとどまりました。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-15(前の取引日の終値と比べて) | -13.9% |
| 発表後これまで2026-10-15〜2026-10-15・1取引日 | -13.9% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +18.9% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 21.7倍 |
- 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 19% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約22倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 半導体向けの需要が一時的なものだった場合、注文が減って売上と利益が伸び悩む可能性があります。
- イラン情勢の影響で、原油由来の製品(電線の被覆材など)の価格高騰や供給不安が続いており、原価が上がると利益を圧迫するおそれがあります。
- 金利や物価の上昇、ウクライナや中東など海外情勢の不安定さで、国内外の景気が悪化すると設備投資が減る可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 営業活動によるキャッシュ・フロー(実際の現金の出入り)は6.1億円のマイナスです。売掛金が約6.2億円、在庫が約3.5億円増えたためで、利益は出ていても手元の現金は約7.9億円減っています。
- 短期借入金を2億円増やしており、現金の減少を借入で補った面があります。売掛金の回収が遅れると、資金繰りの負担が増えるかもしれません。
- 最終的な利益(中間純利益)には、保険金2,504万円という一時的な特別利益が含まれています。ただし本業のもうけである営業利益には含まれていません。
- 通期の予想数字(6.9億円)は修正前のものです。この資料には修正後の金額が書かれておらず、修正後の水準は分かりません。
5何が起きたら見直すか
- 売掛金や在庫の増加が続き、営業キャッシュ・フローのマイナスが次の四半期以降も続いたとき。
- 半導体向けやプラント向けの受注が減ったと会社が説明したとき、または営業利益率が14%台から大きく下がったとき。
- 原材料の価格高騰で原価が上がり、売上総利益率(売上に対する原価控除後のもうけの割合)が下がったとき。
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 会社の本業で稼いだもうけ。売上から原価と経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが占める割合。高いほど効率よく稼いでいます。
- 上方修正
- 会社が出していた業績予想を、より良い数字に引き上げること。
- 営業キャッシュ・フロー
- 本業で実際に出入りした現金の差引き。利益が出ていても、代金の回収が遅れるとマイナスになります。
- 特別利益
- その期だけ起きた臨時の利益。毎年続くとは限りません。
元の資料
- 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-15 14:00
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)