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2026-10-15 15:30 発表・第3四半期累計

マネーフォワード3994

売上が3割増え、前年の赤字から黒字に転換

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

マネーフォワードの第3四半期までの累計は、売上高が353.1億円から469.1億円へ32.9%増えました。営業利益(本業のもうけ)は、前年同期の約19.8億円の赤字から16.9億円の黒字になりました。会社の通期予想は幅のある数字(-5.0億円〜15.0億円)で、累計の営業利益はすでにその上限を上回っています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高353.1億円469.1億円+32.9%
営業利益本業のもうけ-19.8億円16.9億円―
営業利益率売上のうち本業で残る割合-5.6%3.6%+9.2pt
会社の通期営業利益予想
-5.0億円〜15.0億円幅のある予想。進み具合は真ん中の 5.0億円 で計算
予想に対する進み具合
337%

2なぜ検出したのか

売上が伸びただけでなく、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)が-5.6%から3.6%へ9.2ポイント上がりました。赤字から黒字への転換と、会社の通期予想の幅を累計ですでに超えている点が、検出の理由です。

  • 利益率が改善+3

    第3四半期までの累計の営業利益率が -5.6% → 3.6%(+9.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 赤字から黒字に転換+2

    営業利益が -19.8億円 → 16.9億円。前年同期の赤字から黒字になりました。

会社の説明から読み取れる要因

  • 事業者向けのBusinessセグメントで新規ユーザーが増え、2025年6月の価格改定や機能強化もあって、1社あたりの売上(ARPA)が上がりました。このセグメントの第3四半期の売上は前年同期比+52%です。
  • 月額課金などの継続収入(SaaS ARR)が486.5億円と前年同期比29.7%増え、課金顧客数と1社あたりの売上の両方が増えました。
  • 第2四半期に連結の範囲に入れたMoney Forward GRG, LLCの売上が増収に貢献しました。
  • 個人向けのHomeセグメントでも、プレミアム課金ユーザーが68.2万を超えて堅調でした。

3市場はすでに気づいていないか

発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。

4予想が外れるとしたら

  • 個人向けサービスでは、5月に起きた『GitHub』への不正アクセスの影響を一部受けています。同様の問題が再び起きると、ユーザー数や信頼に響く可能性があります。
  • AI機能の開発に力を入れているため、開発や営業・マーケティングの費用が増えると、利益が思うように伸びない可能性があります。
  • 会社は、これまでの法改正に伴う需要は一巡し、今後はAI等の活用が成長の中心になると説明しています。この需要が期待どおり伸びないと、売上の伸びが鈍る可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • この期間には、HIRAC FUNDが保有していた非公開株式1銘柄を売却して、営業投資有価証券売上高21.3億円を計上しています。この売上は一時的なもので、営業利益16.9億円の大きな部分を占めている可能性があります。この売上を除くと、黒字の姿は変わって見える可能性があります(材料からは、この売上に対応する費用が分からず、影響の大きさは判断できません)。
  • 営業利益は黒字ですが、経常利益(本業以外も含めたもうけ)は3.3億円、純利益は5.0億円と、営業利益に比べてかなり小さくなっています。
  • 通期予想に対する進み具合337%は、予想の幅の真ん中(5.0億円)で計算した目安です。予想が幅のある数字なので、実際の達成度とは見方が違います。

5何が起きたら見直すか

  • 第4四半期に、営業投資有価証券売上のような一時的な売上を除いても、営業利益が黒字を保てるかどうか。
  • 会社が通期予想を見直したとき、その修正の幅や内容が、今回の累計の実績と合っているか。
  • SaaS ARRの伸び(現在は前年同期比29.7%増)が大きく鈍ったときや、不正アクセスの影響でプレミアム課金ユーザー数が減ったとき。

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から、仕入れや人件費などの費用を引いた金額です。
営業利益率
売上に対して、本業のもうけが何%あるかを示す割合です。
SaaS
ソフトウェアをインターネット経由で、月額などの課金で使えるようにするサービスの形です。
SaaS ARR
毎月入ってくる継続的な収入を12倍して、1年分に換算した金額です。
ARPA
課金している1社(1アカウント)あたりの平均的な売上です。
経常利益
営業利益に、受取利息や支払利息など本業以外の収支を加えたもうけです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)