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2026-10-08 15:30 発表・第2四半期累計

アズ企画設計3490

売上が1.7倍に増え、本業のもうけは約2.5倍に

検出の強さ (理由の重みの合計 6。売買のおすすめ度ではありません)

2026年3〜8月の売上高は90.1億円で、前年同期より71.3%増えました。営業利益(本業のもうけ)は3.3億円から8.2億円に増え、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)も6.3%から9.1%に上がりました。会社は通期の業績予想を変えていません。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高52.6億円90.1億円+71.3%
営業利益本業のもうけ3.3億円8.2億円+147.7%
営業利益率売上のうち本業で残る割合6.3%9.1%+2.8pt
会社の通期営業利益予想
12.5億円
予想に対する進み具合
66%前年同時期 43%

2なぜ検出したのか

売上の伸び以上に本業のもうけが増えており、効率よく稼げるようになった形です。通期の営業利益予想12.5億円に対して、半年で66%まで進みました(前年の同じ時期は43%)。ただ、会社は予想を据え置いており、上方修正(予想の引き上げ)があるかどうかは材料からは分かりません。

  • 利益率が改善+2

    第2四半期までの累計の営業利益率が 6.3% → 9.1%(+2.8ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +71.3% に対して営業利益 +147.7%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

  • 会社予想に対して進みが速い+2

    通期の営業利益予想に対して 第2四半期までの累計で 66% まで達成(前年の同じ時期は 43%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。

会社の説明から読み取れる要因

  • 不動産販売事業の売上が85.7億円(79.3%増)になりました。ビル5棟、区分事務所3件、区分マンション3件、レジデンス1棟を売却しています。
  • 不動産販売事業のセグメント利益(事業ごとのもうけ)が9.0億円(143.6%増)になりました。会社は、コストを抑えながら物件の価値を高めたことを挙げています。
  • 不動産管理事業は売上・利益とも約36%増えました。子会社の富士ホームが業績に貢献したと説明されています。
  • 経費にあたる販売費及び一般管理費は6.4億円から7.4億円への増加にとどまり、売上の伸びよりずっと小さくなっています。

3市場はすでに気づいていないか

反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-09(前の取引日の終値と比べて)-1.0%
発表後これまで2026-10-09〜2026-10-15・4取引日+0.3%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか+5.8%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて4.5倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 売上は物件を売るタイミングに左右されます。下期に売却が進まなければ、通期の予想に届かない可能性があります。
  • 仕入れ競争の激しさやリフォーム費用の上昇で、物件の利益率が下がる可能性があります。会社自身も課題として挙げています。
  • 金利が上がると、借入の利息負担が増えます。投資家の物件選びが厳しくなれば、買い手が減って売れにくくなるおそれもあります。

反対材料・気をつける点

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー(実際の現金の出入り)は8.7億円のマイナスです。物件の仕入れで棚卸資産(売るために持つ物件)が16.6億円増えたためで、利益が出ても手元の現金は先に減っています。
  • 借入が増え、自己資本比率(会社の資産のうち返す必要のないお金の割合)は27.5%から25.9%に下がりました。1年以内に返す借入も大きく増えています。
  • 不動産賃貸事業は売上が21.3%減、利益が55.5%減でした。経常利益は利息などの負担が大きく、営業利益よりも小さくなっています。投資有価証券評価損という特別損失も2,000万円ほど出ています。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期以降に物件の売却が進まず、販売用不動産(売るための物件)の残高が減らないまま増え続ける場合。
  • 営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが続き、短期借入金や1年以内に返す借入がさらに増える場合。
  • 売上総利益率(売上のうち物件そのものでもうけた割合)が下がる場合。または、通期の予想が下方修正される場合。

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
これまで2026-10-09〜2026-10-15・3取引日+1.2%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで

まだ件数が少ないので出していません。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価と経費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%を占めるかを示す数字です。
買取再販
中古の不動産を買い、手を入れて価値を高めてから売る事業です。
営業キャッシュ・フロー
本業で実際に出入りした現金の動きです。利益が出ていても、物件を仕入れるとマイナスになります。
自己資本比率
会社の総資産のうち、返す必要のないお金が占める割合です。低いほど借入に頼っています。
上方修正
会社が出していた業績予想を、より良い数字に引き上げることです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)